2018年2月12日月曜日

2017.2.12 愛と愛の狭間

私が何日か夜に家をあけたことで、
順がしおりの寝かしつけをできるようになった。
新しい局面に入ったんだなあと思う。

せっかく彼が始めてくれた習慣。
私も寝かしつけを添い乳なしでやってみようとして
順がひさしぶりの飲み会に行っている間に試みてみた。

しおは乳を求めて泣いた。
ずっと泣いていて、いたたまれなくなった。
出産とは長い別れの始まりと、出産のときに思ったことを
繰り返し思う。

乳をあげたい、安心させてあげたい、飲む姿を見ていたい
この子がひとりで眠りにつけるようにしてやらねば

愛と愛との狭間で揺れながら
泣き続けるしおを抱きしめて ぎゅっと抱きしめて
嵐のような夜を漂っていた。

しおは30分くらい泣き続けると すうと泣き止んだ

静寂。

また思い出したように泣き、その度にゆりかごの歌を歌った。

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